水難事故「いかだ下り」
10日ほど前になるが、保育園の行事「いかだでの川下り」で
いかだがバランスを崩し、転覆、園児がひとり亡くなるという
事故があった。
報道ベースでの情報でしか、知りえませんが、園児24名が
3つのいかだに分かれて乗り込んだ。そして、救命胴衣を
着けていなかったと
この報道を聞き、耳を疑った。
それは、水辺の活動にも関わらず、救命胴衣を着けて
いなかったことだ。
そして、この報道が事実ならば、ひとつのいかだに
8名の園児を乗せていたこと。もし、事故があった場合、
どのように対応しようと考えていたのだろうか?
これも疑問である。
確かに、アウトドアでは、どんなに安全管理に気を付けていた
としても、不測の事態はおき、事故は起こりえます。
しかしながら、今回の事故は、当たり前の安全管理が
できていなかったことに起因すると考えています。
確か、3年前にも、天竜川で営業目的の川下りで転覆し、
死亡事故が起きました。この時も、救命胴衣を着けて
いませんでした。
私自身、長年、アウトドア活動を経験し、20年ぐらい前には、
いかだでの川下り大会でスタッフを経験したこともあります。
その経験から、最近は、アウトドアが一般化するにつれ
基礎的な知識も習得せすに始める方が、数多くいることを
危惧しています。